声がなくなるまで
そういやこないだ久々にカラオケ行った。
バンドブーム、ホコ天、イカ天世代だから歌うのは古めのバンド曲ばかりだけどね。
咽頭癌が判明してから、もしかしたらいつか声を失うこともあるのかなぁなんて思ってて怖いんだよね。
それは歌うのって原始的な能力だけど、誰でもできるだけあって、太古の昔から人類が楽しんできたものだからさ。
だからできることはできるうちにってことでね。
何曲か歌いながらいつも歌ってる、ジュンスカの声がなくなるまで、を歌ったらなんだか少しだけ吹っ切れたというか力をわけてもらえた気がした。
そんでもって歌うのをためらってた、清志郎やシャ乱Qの曲をちらほら混ぜたよ。
かたや歌うことを失わないよう闘い、かたや家族のために活きることを選んだ。
どちらが正解か、なんてことはないと思う。
でも自分はどんな覚悟でこの先の限られた時間を過ごすことができるんだろうなんて考えてたら自然に涙が出てた。
いいおっさんが泣いても様にならないけどさ。
でも勝手にでちまうんだから仕方ない。
できることならがんも一緒に流れ出てくれりゃいいのにね。
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